物作りの楽しさを

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オトンは小さい頃から工作が大好きであった。保育所の工作の時間が楽しくてしかたなかった。

オトンが年長の時だったと思う。伯母がプラモデルを買ってきてくれた。伯母に手伝ってもらいながらも、完成した時の感動はいまでも色褪せない。ほとんど伯母が作った気がしないでもないが、小さいオトンにはそれでも十分だった。

それ以降、プラモデル、ミニ四駆、ラジコンとハマっていく。また、玩具などを分解して元に戻せなくなり親に怒られるという、お約束の道も通った。

時はラジコンブーム、ミニ四ブームの頃であった。車が好きで、しかも実際に動かすことの出来るそれらは、オトンの心を鷲掴みにした。オトンはブームになる前にミニ四を動くプラモという認識で作ったことがあった。その動くプラモが大ブームとなり、ラジコンを買うお金のなかったオトンはミニ四を改造しながら、ラジコンを買うお金をコツコツと貯めていった。なかなかお金が貯まらず、ラジコンを手に入れたのはラジコンブーム衰退期となったのだが。この時期には、物を改造・改良する楽しさも覚えた。ちなみに5年ほど前からオトンはラジコンに復帰している。

思春期になり、オトンはギターとベースを始めたのだが、良い音、欲しい音、使い勝手の良さを求めて、パーツを変えたり、配線方法を変えたり、時にはボディやネックを削ったりもした。音を変えるエフェクターもいくつか自作した。これは現在に至るまでずっと続いている。

大学に入り、初めて買ったパソコンが自作パソコン。処理速度を求めてパーツを取っ替え引っ替えして楽しんだ。完全な無から知識だけで作り上げるプログラミングは、今では仕事の一部となっている。

前置きが長くなったが、物作りの楽しさ、感動を小2の息子のオンにも体験してもらいたい。その為には、伯母がオトンにしてくれたように、何かを一緒に作り上げるのが良いのではないかとオトンは考えた。

では、何を作るのが良いのか。まず、形のある物のほうが完成したことが分かりやすい。そして完成させた後も、改造・改良が出来る物。そうなると、ミニ四駆かラジコンの二択となる。そうなると、お財布に優しいミニ四駆といきたいところだが、周りに走らせる場所がない。コースを設置しているお店は、車で1時間近く走らなければならないし、自宅にコースを設置するようなスペースはない。懐事情には厳しいが、ラジコンであれば放課後や土日に解放されている自宅の目の前の小学校のグランドで走らせることが出来る。

検討した結果、オンと一緒にラジコンを作ることにした。一緒にと言っても、オトンは出来るだけ手は出さずアドバイス程度にしておこうと思う。オンもラジコンと聞いて目を輝かせている。

どのようなマシンを選んび、どのように組み立てていくのかは、そのつど書き綴っていくのでお楽しみに!

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