引退する先輩へ

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ユが引退する三年生へのプレゼントをラッピングするために、100均へリボンなどを見に行った。

プレゼントするものは、ミニオンのヌイグルミ型のポーチと、箱に入り既にラッピングされたカップ。その二つを入れる箱はプレゼントを買った時に100均で買ってある。その箱をどうラッピングするか、ラッピング用品を見ながら考えることに。100均だとどうしても、安っぽかったり、微妙に量が足りなかったり、ちょうどいいサイズが無かったり…。

オトンは、ケーキを入れる箱にプレゼントを入れた箱を入れてマトリョーシカ状態にして、あたかもケーキを持ってきましたというふうにしてはどうかと提案したのだが、被せ気味に却下された。ユは不器用で雑なユだが、今回は先輩のために自分で箱にリボンを掛けて綺麗にラッピングして手提げの紙袋に入れて渡したいとのこと。リボンは問題無いが、紙袋が大きすぎる。箱が二つ入る大きさの物しかない。ここでユのポジティブシンキングが発動。他の子からもプレゼント貰うから大きいほうが纏めて持って帰れる。まぁその通りだが、それでも大きすぎないか?

結局、紙袋やリボンや箱を飾るものを買い1,000円近く使ったユであった。

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