オトンとオンのラジコン記

オトンの思い出のRC後編

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オトンの思い出のRC前編で、ついにラジコンを手に入れたところまで話した。今回は組み立て時の失敗したことや、いま考えると無茶苦茶だった恥ずかしい改造内容を話していこう。

まずは組み立て時の失敗。プロポの取説をきちんと読まずに、思い込みで進めた初心者ならではの失敗。ニュートラル位置を出すという言葉の意味が分からず、サーボホーンを適当に取り付けていたので、組み立て終わって初めてスイッチを入れた時、いきなりタイヤが動き出すというトラブルに見舞われた。さらに、正しくは受信機の差込口1にステアリングサーボ、差込口2に三段変速スイッチを動かすスイッチサーボを取り付けるべきなのだが、逆に差し込んでおり、サーボホーンは正しい位置に取り付けてやっと走らせられる状態になったものの、いざプロポのスティックを前進側に傾けるとステアリングが切れ、スティックを左右に動かすと前進後進するという面白ラジコンになっていた。ここでオトンのレベルが一つ上がった。ニュートラル位置を出すとはどういうことか、受信機の差込口の1がステアリングで2が変速ということを覚えた。

ここからは恥ずかしい改造の内容になる。車を速く走らせる為の知識は、当時のミニ四改造レベル。モーター交換、ピニオンギアが大きいと速くて小さいとパワーがある、軽量化、低重心といったもの。完全な間違いではないのだが、知識が不足しすぎてる。これから挙げるのは、覚えている改造だけで全てではない。

まずは、ノーマルモーターからハイパーミニモーターへ交換するのと同じノリで、ダイナテック01Rモーターへ。ピニオンはノーマルのまま。この時に店のオッチャンにアンプという物を勧められてそれも購入。この時まで三段変速スイッチが、停止、中速、高速の三段階しかないことを知らなかった。今ではアンプと言うより、スピードコントローラーと言うほうが一般的なのだろうか。

続きまして、ハイキャップダンパーとユニバーサルドライブシャフト。マッドキャップ標準搭載はフリクションダンパー。オイルダンパーのほうが仕組みがカッコイイ。それに性能も良さそう。ユニバーサルドライブシャフトは、ドッグボーンより伝達効率が良いのと、抜け落ちないので交換必須の部品との情報を得たため。

足周りは、見た目の好みでスーパーアスチュートのタイヤとホイールに換えていた。見た目だけで選んだので、タイヤの性能が良かったかどうかは分からない。ただのドレスアップ。
最終的にはハイパーミニモーターからハイパーダッシュモーターに交換するノリで、ダイナテック02Hに載せ換え。ミニ四のモーター交換のノリなので、この時もギヤ比の変更などしていない。モーターのターン数の情報など皆無に等しい時代。13Tダブル巻きで、アンプから火が出なかったんだなと感心する。それにしても、大多数だった三段変速スイッチにモーターのターン数は関係無かったのか興味がある。

画像:DYNATECH 01R&02H etc

そういえば、発売したばかりのスポーツチューンモーターの評判が良く、少しの間使っていたな。ダイナテックがあったから、結局は友達にあげたけど。スポチュンてオトンが小6の時に発売してるから、25年以上のロングセラーなのが驚き。当時は速さの追求のみだったので気付かなかったが、たしかにコスパの良いモーターだ。

余談ではあるが、モーターやメカ類に放熱なんか無視して防水ラバーなんかを付けていた時代である。

子どもの頃とはいえ、いま考えるとありえない改造である。速さに満足していたので走らせるのが楽しくてしょうがなかったが、いま思うには走らせにくいマシンだったんだろうな。

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